Oblivion 日本語化ガイド (旧版)

ここでは古い日本語化パッチで、GOGパッケージ版を日本語化する。

このガイドはSteam版には対応していない。それ以外の2バージョンも、特に理由がなければ最新版を参考にしよう。

(ユーザーModの競合等といった何らかの問題があり、どうしても日本語化パッチv15c(旧バージョン)を使う必要があるのなら、このまま進めてもらいたい)

日本語化パッチ(旧版)の適用

オブリビオンを日本語で遊ぶには、まずゲームの実行ファイル(Oblivion.exe)にパッチを当てて”日本語表示”に対応させる必要がある。そうしなければModによる日本語テキストを表示できず、このように文字化けしてしまうからだ。

文字化けした日本語テキスト。パッチが適用されていないとこうなる。

それじゃあ始めよう。GOG版はまずこのページを開き、TES4_JaPatch_015c GOG.zipをダウンロードしよう。

ダウンロードしたzipアーカイブを解凍し、TES4_JaPatch_015c_GOG.exeを実行しよう。
はいを選んで進めると、このようにオブリビオンのインストール先を指定する画面が出てくる。

GOG版での例

通常は自動入力されるが、空欄だったら参照をクリックしてインストール先を直接指定しておく。あとはOKをクリックし、正常に終了しましたというメッセージが表示されれば成功だ。他のメッセージが表示されたなら失敗しているので、インストール先を見直そう。

今度はこのページ(Wikiの日本語化パッチ公開先)を開き、ダウンロードをクリックしてTES4JaPatch015c.zipを入手する。パッケージ版はここから始めよう。

日本語化Wiki(jpmod.oblivion.z49.org)における公開ページ

ブラウザによっては、ウィルスと誤判定されてダウンロードできないことがある。そうした場合は、無視して継続を選ぶなどして保存すればいい。あるいは少々手間だが、別のブラウザで試すのも有効だろう。

もしリンク切れしている場合は、こちらのミラーをダウンロードすること

ダウンロードし、解凍したら中にあるobja.dllobja_config.exeを、さっき指定したオブリビオンのインストール先にコピーしよう。
パッケージ版はさらにTES4_12416_JaPatch_015.EXEをコピーする必要がある

インストール先は、デスクトップに作成されたOblivionのショートカットを右クリックし、ファイルの場所を開くを選んでもアクセスできる。

Steam版の場合はライブラリを開き、管理>ローカルファイルを閲覧でアクセス可能だ。

パッケージ版はもうひと手間必要だ。
先ほどコピーしたTES4_12416_JaPatch_015.EXEを実行して適用しよう。この実行ファイルはパッケージ版用の日本語化パッチとなる。


日本語Mod(JPMOD_GOTY)のインストール

こちらのページを開き、JPMOD_GOTY(バージョン).zipJPMOD_MOVIE.zipをダウンロードしよう。エラーが表示された場合、無視してダウンロードすれば問題ない。

それぞれ解凍したら、まずはJPMOD_GOTYの中にあるDataフォルダを、オブリビオンのインストール先にあるDataフォルダに上書きコピーしよう。

さらにJPMOD_GOTYの中にあるJP_DLC.exeを実行して各DLCプラグインを、JPMOD_MOVIEの中にあるJP_MOVIE.exeを実行してムービーを日本語化する。これらも自動で指定してくれるが、空欄だったらインストール先を直接指定しよう。

GOG版はこれらに加えて、JPMOD_GOTYからBSAのタイムスタンプ変更.batをコピーしておこう。
こちらはDataフォルダではなく、このようにOblivionフォルダの中へコピーしよう。

GOG版での例

コピーしたbatファイルを実行すると、このような画面が表示される。
キーを押して続行しよう。

(飛ばしてOK

このbatファイルは、BSAというゲームの素材入れの日付を、パッケージ版の古い日付に合わせるためのものだ。
新しいままだと、一部のModの変更が打ち消されてしまう。たとえば日本語Modの場合、メニューが日本語にならない問題が起きるだろう。

なお、SkyBSAというModを入れることでも対応できる。
(詳しくはおすすめModのページを参照)

ファイルをコピーし、batを実行できたらOKだ。
あとはランチャーを起動し、日本語化されているか確かめてみよう。

日本語化したオブリビオンの実行、確認

デスクトップに作成されたオブリビオンのショートカットを開くか、インストール先にあるOblivionLauncher.exeを実行してランチャーを開こう。

これがランチャーだ

ランチャーを開いたらData Filesをクリックし、プラグインの管理画面を開く。JPMOD_GOTY.espOblivion.esmが無効にされているので、左側の□をクリックしてチェックを入れ、有効にしよう。

これで日本語化作業は終わりだが、ついでにデフォルトでは不便なランチャーのゲーム設定も見直しておこう。ゲーム設定はOptionsをクリックすると開く。

一番下のVideo Quality Presetsは画質の全体設定。オブリビオンは2006年のゲームなので、基本はUltra Highでいいだろう(古めのオンボードマシンとかならMediumなどに落としてもいい)。

左下にあるModeは、ゲームをフルスクリーンで実行するか、ウィンドウモードで実行するかの設定だ。
ウィンドウモードはいろいろと問題が起きるので、Fullscreenのままにすることをお勧めする。

問題が起きてしまうのは、ウィンドウモードではFPSが高くなりすぎるためだ。どうしてもウィンドウモードで遊びたいなら、後からENBや、Oblivion Stutter RemoverのようなModを入れて、FPSを固定しよう。

Resoltionはゲームの解像度。デフォルトでは640×480と小さいので、自分のモニタに合った解像度を指定しよう。

ここまでできたらPlayをクリックし、ゲームを起動して確認するだけ。

画像のようにメニューが日本語化されていたら、おめでとう!日本語化成功だ。文字化けしたり、英語のままだったらどこかの手順を見落としているのでやり直そう。

オフからオンにすること

ニューゲームする前にオプションを開き、字幕(一般)の設定をオンにするのも忘れないように。これをやっておかないとイベントの字幕が表示されないぞ。

Modを導入する場合

以上で日本語化は完了だ。
あとは好きに遊んでもいいが、さらにユーザーによるModを入れたいなら、さまざまなModの前提となるOBSEをインストールしなければならない。

こちらのページを開き、下側にあるAssetsという項目のxOBSE-[バージョン名].zipをダウンロードしよう。名前の通り、これはOBSEの後継版であり、より高機能なものだ。

ダウンロードできたら、中身をまとめてオブリビオンのインストール先(Oblivionフォルダ)に上書きコピーしよう。

以上で下準備は終わりだ。Modの本格的な入れ方については、以下のページから紹介しよう。

日本語化を終えて

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